イルカショーのお時間

僕、まだ芸おぼえてないのに〜!

ニホンゴ ワカリマセン…

こんにちは、アオミです。

私が一発目?って思ったけど、

ちょっと言いたいことが出てきたので、書かせてもらいます。

 

こないだ、友達と学校から帰ってたときの話…

あお「はぁ、エビ食べたいなぁ…

   さっき金目鯛の煮付け食べたいって言ったし、

   なんだか海鮮系が多いね」

友達「いや金目鯛の煮付けは海鮮じゃなくない?

   海鮮っていうのは刺身とかのことじゃん」

あお「えっ、じゃあ海鮮塩焼きそばは…?」

友達「えっ、何その料理」

あお「えーーー!海鮮塩焼きそば知らないの!?!?!?」

 

彼女が海鮮塩焼きそばを知らなかったことにも

相当なショックを受けたわけだけども、

どうも「海鮮」という言葉の指し示す範囲は、

私が思っているより狭いらしい。

 

友達「Wikipediaで調べてみるよ!」

海鮮料理(かいせんりょうり)とは、海産物を使った料理の総称。

狭義には刺身など加熱調理をしない料理を指すが、素材によっては必要最小限の加工をしたものも含まれる。Wikipediaより)

 

あお「焼きそばは必要最小限の加工かな?」

友達「そんなことないと思う」

あお「え………………………………」

 

私は彼女のことは陰で「日本語警察」と呼んでいる。

その日本語警察がこう言っているのだから、間違いないのだ。

海鮮塩焼きそばは海鮮ではない

 

私はその晩、ショックで寝込んだ…。

 

百歩譲って、金目鯛の煮付けは海鮮とは言いがたいかもしれない。

でも、でも、海鮮塩焼きそばは海鮮塩焼きそばではないのか。

私は「海鮮塩焼きそば」の、

「『海鮮』って名前とは裏腹にしっかり火が通ってるところ」が

スキなのだ。とてもスキなのだ。

 

思えば、それだけじゃない。

私は単語の誤用をわざとやってしまうことがある。

例えば…って挙げようと思ったけど、

書いてみたらバカ丸出しだったのでやめとこう。

 

なんというか、語感のほうを意味よりも大事にしてしまって

日本語能力がダメな人みたいになってしまう。

ラマチャンドランの「ブーバ/キキ効果」っていうのがあるけど、

あれに近いかなぁ。遠いかも。

発音のイメージと意味のイメージが合致しないと、苦しい。

そういうとき、発音のイメージを優先させてしまう。バカなのだ。

 

話がそれてしまった。

私が何を言いたかったかっていうと

・「海鮮」にはもう少し広い意味を持ってほしかった

・日本語がとても難しい

の2つ。

ますます、日本語警察の彼女に依存してしまうな…。

とりあえず、卒業までは、お世話になります。

 

あーあ。私もう日本人としてやっていける自信ないよ。

だからって、アメリカ人にもなれないけど。

人間やめたくなる。言葉をマトモに使えないんだから。

 

憂鬱。とりあえず…海鮮塩焼きそば食べようかな。

あ、次会ったとき、私のこと「海鮮塩焼きそばのアオミ」って呼んだら

タダじゃおかないから。

 

aomi

 

 

(コレ、多分、英語の話者になっても単語を間違えて使うやつだよねー!やっぱ、結局、人間やめるっきゃないのかなー!でも、塩焼きそば美味しいから、人間やめられないよねー!まぁ、ぼく、イルカだけどね!)